最近年を感じる。酒に弱くなった。酒席に参加する数が昨年から今年にかけて多かったせいもあるが以前より格段に酔いが早く回り、酒が抜けるのが遅くなっている。若いころは、バカかと思うくらい浴びるように飲んでいた。その分、二日酔いも飲んだ量に比例してつらかったが体力でおさえつけていた。その体力も年とともに落ちてきて、ビール6缶も飲むと翌日は体がだるくなる。酒は美味いが飲む量が少なくなった。回復も遅くなった。

 昨年の秋ごろから尻から右足にかけてシビレが出るようになって来た。右足がシビレ重く痛い。午前中はなんとか歩けるが夕方になると右腰から尻、右足にシビレが来て、なにごとにも集中できなくなることがある。・・・・・・・・朝元気、昼まあまあ、夜ぐったり。

 この間、痛風の発作が出たとき、いきつけの病院でいつもの診察などをしてもらったついでに「先生 最近 腰から右足にかけてシビレが来るのですが 通風ですか?」と聞いてみた。「それは違います。通風とは関係ありません。おそらく 坐骨神経痛でしょう。当病院は内科が専門です。外科で詳しく見てもらってください」・・とのこと。

 しかし、まだ 外科に行っていない。多分そうかもしれないと思っているので行く気もしない。

 年を感じる。「通風」、「胆嚢摘出」、「坐骨神経痛」、なんて じっちゃまが患う病気でないかい。付け加えると「盲腸」も無いし、体のあちこちの「骨」も継ぎ接ぎだらけだ。頭も悪いし、老眼ときている。今年の正月は両膝に痛風がきてトイレに行くのにも大騒ぎだった。アルコール+尿酸値を下げる薬を飲んだのでドカンと来た。急激に尿酸値を下げると、来るらしい。今年は はなから幸先悪い。

 痛風は、痛み止めを飲んでじっとしていればなんとかしのげるが、坐骨神経痛は、夕方から、どんよりと痛い。薬もなにを飲めば良いのかわからない。通風の痛みは「ガッツン・ガッツン痛い」が坐骨神経痛は「湿っぽく痛い」こちらの痛みのほうが我慢できない。

 それでもなんとか痛みを和らげるため、屈伸をしたり、しゃがんだりする。ストレッチのようなものをすると少し良くなる。一番いい方法は、寝そべることだがそうもいかない。二番目の方法は、おもいっきり尻を落としてソンキョ座りをするといい具合なのです。俗に言う、ウンコ座りです。ワカモノがコンビニの前でウンコ座りをしてガンを飛ばす感じです。

 そういえば、昔のお年寄りは、この座り方で、互いにだべっていた。時々タンが絡むのか「カー ぺッ」といった具合に地面にはき飛ばしていた。じっちゃまらも坐骨神経痛だったかもしれない。・・・歳なのでタンをはき飛ばしてもしかたがないが、コンビニの前でたむろしてウンコ座りをしているアンチャンどもは、みっともない。こいつらは、老人ではないのでタンではなく、ツバを吐く。なぜアンチャンらがその座りをするのかは定かでないが、おそらくじっちゃまらの仕草が粋でかっこよく見えたのでしょう。

 あのころのお年寄りは神経痛程度は患っていても元気で仕事もばりばりこなしていた。特に職人さんたちは粋だった。大人の真似をしたがる、幼稚なアンチャンらは、それを、真似て、こぞってツバを飛ばし、ウンコ座りを真似た。それが、全国津々浦々に流行し、広まっていった。

 アンチャンらは、ウンコ座りとは坐骨神経痛の痛みを和らげるストレッチというのを知らないで、たむろし、ツバを飛ばし、ガンを飛ばしているのです。コンビニの前でお座りしている子らを見たとき、少し同情してやり、広い心で見守ってやりましょう。

 昔の映画で、ハンフリー・ボガードあたりが、朝霧むせぶ港のボラードに片足を上げ乗せ、上げた膝に肘を付き、マドロスTシャツ、マドロス・ハットにマドロス・パイプをくわえ、霧のかなたの異国を想い、パイプの煙に細目をしてまどろむ・・・・・・といったシーンを見た記憶がある。たしかに、あちこちの外国の港、港は、そういった外洋船の船員がそのポーズをとっている。「テレビでも見たし、映画でもみた。しかし、最近は見ない」

 考えてみれば、港に設置された高さのあるボラードにあえて足を置く姿勢は不自然だ。上背のある外国人なのだが、なぜあえて高く設置された丸っこい錆の浮いたボラードに、あしを乗せひじをつかなければならないのか?・・・・??

 ワタクシは、こう思う、その船員さんは坐骨神経痛なのです。それで、シビレル足を高くあげ筋を伸ばし、ひじで押さえてホローしてやっているのです。そうすると多少シビレが和らぐので、そうしているのです。坐骨神経痛は利き足に出る。それで、右足をボラードに乗せていることが多いのです。これから始まる外国航路のきつい作業を思いながらストレッチに励んでいるのです。

 若い者が同じポーズをしても様にならない。似合わない。まして、コンパスの短い日本人が港のボラードに足を置くと様にならない。「ギャグですか?・・コントですか?」・・・・といわれるのが常だ。ある程度、経験と年齢がいっていないとそのポーズはしてはいけません。ま、しいていえば坐骨神経痛を患う年齢に達しなければしないほうがいいでしょう。「好きでやっている文句を言われる筋合いはない」・・と思われるかも知れませんが、多分、コンビニのアンチャンのように少し同情され、広い心で見守られるでことになるでしょう。

 年を感じる。昼間であろうが、夜中であろうが、頻繁に尿意をもようすのだ。以前より頻繁なのです。昔、赤十字へ内科系の病気で入院した時、ついでに「排尿時もすっきりしない」とDRに相談したら泌尿器科へ回され、なぜか前立腺の検査をされた。触診といゆうのでしょうか、コーモンから指を差し込まれ、直接グリグリ弄られた記憶がある。結果は、異常なしとの事だった。そういった頻尿の症状も退院すると全体的に良くなっていたので忘れていた。

 あれから十四五年、ぶり返したように小便が近くなってきたので浦添市にある、寄り合い総合病院のようなとこで見てもらった。そこのDRは小太りで背は高くなく全体的に体型は丸かった。いろいろ質問された後、やはり前立腺の検査が必要だと言われた。どういった検査をするのか聞いてみた。 「直接、組織をとって検査します」 とのこと、直接組織ということは何か器具のようなもので引っかいて取るらしい。「きょ、 拒否します」 おもわず椅子から浮き足立って断った。おもわず逃げ腰に断った。しかし執拗に勧める。絶対にそんな痛そうな、恐ろしそうなのは 「頑なに、拒否」 と断った。

 「それでは触診をしましょう」となだめられた。それなら以前受けたことがあるのでOKした。そのDRは使い捨てのビニール製の手袋をはめ、例の手順で触診を始めたが、指が前立腺に届かないのか、グリグリ押し付けるのでコーモンが痛くてしょうがなかった。手袋の材質もゴワゴワして痛かった。コンビニの買い物ビニールかと思うくらいゴワゴワしていた。多少時間が掛かり、脂汗を互いに掻いて、ようやく触診は終わった。DRは手袋をはずしながら言った。「異常なし」。・・・・手袋をはずすDRの指は芋虫のように短かった。・・・・・どうりで執拗に組織検査を最初から進めるわけだ。妙に納得した。泌尿器科のDRの指の長さは、「要確認」を学習した。これからは気をつけようと思う。

 頻尿の原因がわからぬままに現在に至る。年のせいかションベンのストップバルブも効きがおかしい。事を済ませてもパッキンの具合がよろしくないので時間が掛かる。タラタラ・ダラダラと時間が掛かる。ほんとにめんどくさい。小便の小は、少しの少ではないのか?・・・・・・・・・・少便なら納得がいく。

波止場のボラードからボラードの距離感覚で少便がしたくなることが有る。特に前日したたかお酒を飲んだ日はひどくなる。夜中に頻繁に起きるので睡眠不足でも有る。

 しょっちゅう水分を出すので喉が渇く。水分を補給する。すると膀胱が満タンになり水分を出す、すると喉が渇く・・・・・?

 最近、目も悪くなっている。酒が過ぎるのか、それとも長時間PCのモニターを見るせいなのか、急速に視力が落ちてきている。老眼鏡をはずすと、全体的にピントが合わず、ぼやけている。まるで水中眼鏡をつけず海中に潜っているようだ。運転中は前車両のナンバープレートは確認できるが数字はぼやけている。

 広場などで、知り合いが、こちらに合図してくれても、乱視ぎみの老眼なので顔の識別が難しい、出来るだけ表情をみきわけようと、顔を突き出し、あごを突き出し、目を細め近寄ると相手は、難癖をつけられるのではないかと警戒することがある。別にガンを飛ばしているわけではないのだが、品の無い歩き方、近寄り方、になるのでなるべくしないようにしている。酒も過ぎたら、目の性能が落ちるし品も悪くなる。・・・・・最近、老眼の遠近両用を購入したら少し具合がいい。

こんなことばかりやっていられない解決法は島酒を控えるしかない。あんな思いをするくらいならアルコールを控えよう。決めた。島酒ではなくビールにしよう。出来るだけプリンタイが入っていないビールにしよう。そうだ、1日6缶くらいにしておこう。そうすれば痛風や坐骨神経痛も少し良くなるかもしれないじゃないか。さっそく、そうしよう。今日からそうしよう。島酒を浴びていては体が持たない。このまま続けて飲んいると、港のボラードにウンコ座りをしてタンを飛ばし、ガンを飛ばしてしまうかもしれない。・・・・気をつけよう。

・ ・・上記の文章は、ギャグととらえていただきますと幸いです。・・・・

・・・・・番外編読み人知らず・・・・・

イタリアとフランスとアメリカの首相がとあるリゾートホテルのプールサイドでヴァカンスを愉しんでいた。
そこへ妖精が現れ


「皆さんは日頃政治の世界で活躍してお疲れでしょう。 褒美におひとりに一つの望みを叶えて差し上げましょう。
このプールに飛び込むときに好きなモノの名を呼びなさい。水はすべてそれに変わります」
その言葉が終わらぬうちにイタリアの首相が飛び込み台に走っていき
「イタリアワイン!」と叫んで飛び込んだ。

プールの水はすべてイタリアワインに変わり、首相は飲んだり泳いだりして楽しく過ごした。
それを見たフランスの首相はプライドを刺激され、自分も走りながら
「フランスワイン!!」と叫んで飛び込み、飲んだり泳いだり楽しく過ごした。

それを見ていたアメリカの首相は心の中で
(こいつらのバカさ加減にはあきれるわい。何がワインだ。
俺なら黄金にするか…いや飛び込んだときに痛いな、ダイヤモンドにしようか……)
と考えながら飛び込み台に登っていき、そしてうっかり足を滑らしてこう叫んで落ちていった。

「クソッ!!!」     

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港のボラード
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