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 最近飲み過ぎだと思う、土・日は特にそうなのです。沖に出られなけりゃ、これ幸いと午前中からプルタブに爪を立てる。ほろ酔い加減で艇のメンテ、改造などをこなす。お昼ごろには、BBQ。炭火がはじけ、網が焦げる。食材を適当に乗せ適当につまむ。どんどんつまむ。がんがん缶をあおる。だんだんかなり酔ってくる。

 

 その日の晩は、夜中頻繁に小便に起き出す、ふらふらドタドタと4~5回位は、個室の扉を開け閉めする。しかし排出量はたいしたことはない。出しきった感がない、出きれない。残尿感のまま寝床へ倒れ込む。もやもやのまま寝入るがしばらくすると、おきだして同じ行動となる。

 たしかに昼間あれだけビールをあおれば、かなりの水分の摂取量だと思うが、若いころはあの位は大した水分量ではなかった。やはり、自分の体は消費分解能力が落ちている。年なのかも知れない。

 とにかく嫌なのは、残尿感。頻繁に少便が出る。切れが悪い。ダラダラと切れが悪い。濃くはあるが切れが悪い。以前泌尿器科で見てもらったときは異状なしだったのにどうしたものか。単純に水分の過剰摂取なのか?やはり心配なのでまた専門家に診察してもらおうか?だが診察の方法が嫌だ、出来るだけ避けたい。ああいった行為の趣味はない。プライドが大いに傷ついてしまう。

 しかしこのままでは、土・日や毎日がすっきりしない。おそらく前立腺肥大とかなんとか言われるとは思うが行くしかない。やはり、決心しよう、子供みたいなことを言うのはやめよう。自分の体は、自分で決めなければならない。

 今年の夏、土曜日。宜野湾マリーナのスロープで海水に浸かっていたら、右うでに衝撃が来た。焼け火箸かと思ったくらいの瞬間的な痛みが腕に巻きついて来た。あまりの激しい痛みに慌てふためいて陸に駆け上がり確認すると、透明なハルサメが右腕の手首から肘にかけて、絡み巻いて残りのハルサメは腕から垂れ下がっていた。すると、仲間のトウリョウが素早く酢を持ってきてくれた。ハルサメにバシャバシャ原液をぶっかけすべての触手を取り除いてくれた。・・・・・・荒っぽい奴だ。もう少しデリケートに看護してくれ。・・・・・あとで解かったがハル・サメはハブ・クラゲだった。思い出してみると、この年齢になるまでに3回目の体験なのだ。

 皮膚科に行こうにも、土日を挟んでしまい。月曜日の午後に病院に行った。その間、右腕は猛烈なかゆみと疼痛に悩まされた。水ぶくれが破けそれが乾いて結晶が出来た所が特にかゆかった。見た目はグロテクスで自分でも「 なんだ、これは・・・」と思うくらいだった。水ぶくれが触手の跡にぶくぶくと並び肘も付けなかった。あれから4カ月いまでも少し痒みがある。

 そこの病院は泌尿器科と皮膚科が専門のようだ。自動ドアを抜けると、受付や待合室があり室内観葉植物等がセンスよく配置されている。ここ最近開業したって感じだった。そこの病院は自分の掛かり付けDR(痛風)が紹介したので来てみたのだ。患者さんは、子供、じっちゃま、ばっちゃまだ。おそらく子供は皮膚科。じっちゃま、ばっちゃまは泌尿器科とおもわれる。その割合は7対3でお年寄りが多い。どこの病院の待合室もそうだが、ガキは大声を出し椅子からソファーに飛び回り。じっっちゃまは真後ろで新聞をガサバサ神経質にめくり、ばっちゃまは際限なくストーリーをまくしたてる。

 ようやく名前を呼ばれ診察となった。「 どうしました 」  「ハブクラゲにかまれました 」  「・・・ううむ」 DRは患部を触ることなく塗り薬の薬効を説き 「おだいじに 」といった感じで診察は短時間で終了した。確かに処方された塗り薬は良く効いた。痒みが楽になり、ヤケドも良くなった。特に感染症に気を付けるように言われた。

 ひん尿がひどくなり始めた時どこの病院へ行こうか迷ったが行き慣れた病院が良かろうと、同病院の自動ドアをくぐり抜け受付を済ました。 

 「今度は、どう言ったことで来院しました? 」 ・・・・・・・受付

 「ひん尿で、少便で、切れが悪く。 」・・・・・・・私

 相変わらずの患者模様、相変わらずのクソガキどもの待合室。

 しばらくして名前を呼ばれた。町の病院は待ち時間が早くて良い。総合病院では半日か1日を覚悟しなければならないので助かる。とりあえずトイレで採尿となった。そこはかなり広いスペースで清潔で気持ちがよかった。便器の前でコップを持ちポタポタと貯めて行く。良く見ると便器の横に名刺入れのようなものがある。ご自由にお持ち帰り下さいと張り紙が貼られている。

 何だこれは?良く見ると、宮本武蔵のようなポニーテールの凛々しい侍が描かれ、力強く太い筆書でこう書いてあった。「 堅い決心 」 力強く決心を促すような熱い眼力で真正面を向いている。 さらに説明文には・・・・「 EDでお悩みの場合、専門家へお気軽にご相談を 」とあった。最近の泌尿器科はザックバランなんだなあ~。と思った。勿論自分は必要ないので持って帰らなかった。小水のコップは小さな窓口へ自分で開け閉めして納品。

 少し待つと名前を呼ばれ診察となった。受付に報告したことを繰り返し訴えた。 「 別室で診察をしてみましょう 」 ついに来た。恐れていた魔の診察が 「嫌だな~、もう良いから帰ろうかな~ 」。・・・ガタイの大きい看護婦さんに、そのまま促されるように別室に案内され診察用ベットへ仰向けに寝るよう指示された。 仰向け?おっと。これはこれは・・・・。さらにバンドを緩めるよう指示を受ける。看護婦さんとはいえ異性だ。意識するなと言うほうが無理だ。目の前で、またまた例の個所に・・・・。もう駄目だかくごを決めよう。

 ドクターが現れ、ズボンを際どい処まで押下げた。それから腹にヌルンヌルンのゲルを塗付けCTスキャンを始めた??。主に膀胱あたり、前立腺が有ると思われる患部を熱心に探り、画像保存し始めたと思ったらガタイの看護婦さんがヌルンヌルンをふきふきして「 終わりました 」。・・・・・?なんと最近の前立腺の診察はハイテク化されているではないか。これは現代医療機器進化技術力のたまものだ。・・・・・・・・泌尿器科に前立腺を診察してもらうのに決心するまでどんなにか躊躇していたか解かるか。いんや、あんたにゃ解からん。オナゴにゃ解からんとガタイに言ってやりたかった。

 服装を直し直し、診察室へ移りチョコント椅子へ座り神妙な面持ちで検査結果を聞く、「 尿の成分良し、膀胱内尿の残量規定以内、前立腺の腫れ具合年相応、切れの悪さ年相応 」 とのこと。それから薬を処方された。

 排尿障害を改善する薬と、過剰な膀胱の運動を抑える薬2種類が処方された。その為か夜のひん尿は少し改善されているような気がしている。まだ治療が始まったばかりなので焦らず行こうかと思っている。でも長引くと嫌だな。長期間泌尿器科へ通ううちに、時間が立って来て、年月が立って来て、あの侍の名刺のようなものをつい内ポケットに入れることになりそうだな。しかし、まあ、それでも仕方ない。もし、そうなったら余分にもらい、それらしい友人知人に分け配ってあげよう。そうなるとかなりの枚数が必用かも知れないな。いっそのことケースでもらおう、予備軍の為にも。

格言    堅 い 決 心    ・・・・・・ by busi

格言2・・・・・酒を飲む理由は二つある。一つはのどが渇いたときに喉をうるおすため。
                     もう一つはのどが渇いていないときにのどの渇きを事前に防ぐため。・・・・・・・・・・・・・・・・by  T・ピーコック

格言3・・・・・健康な人には病気になるという心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。  by  寺田寅彦

・ オナゴじゃ解からん、ゼンリツセン
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